備前焼 中村真 「備前徳利」 の紹介をします。

 

中村真さんは、

酒器の名人であり 「徳利の六郎」 とも呼ばれた 故 中村六郎 さんの長男です。

 

酒豪としても有名であった・・・

 

中村六郎 さんと同じく、

長男の 中村真 さんも酒呑みと聞きます!

 

なるほど・・・

酒豪が造る酒器だからこそ、呑み手の気持ちを陶器で表せるのでしょうね^^

 

文章で備前焼と、

「中村家の緋色」 の魅力を説明しても解りづらいので写真を見て下さい^^;

 

(画像をクリックすると更に拡大できます)

 

 

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備前焼とは日本独自の焼き物で、

信楽、越前、常滑、瀬戸、丹波、備前の産地で造られている日本六古窯の一つです。

 

中でも備前焼は釉薬を使わないで・・・

 

簡単に言うと化粧をしない、

スッピンの状態が日焼けした物とも言えるのかな!?

 

(そう思うのは私だけかもしれませんが^^;)

 

つまり、

備前焼きは素朴な土の質感と、窯で焼かれた後の変化の差を最も楽しめる焼き物と思います。

 

もう一つ備前焼の大きな特徴として、

素焼き (焼き締め) で造られる為に吸水性があるので・・・

 

水を得ると、

以前に書いた鰻の記事のように艷やかになり緋色も濃く美しく なります!

 

故 中川自然坊さん 「斑唐津ぐい呑」 の記事はコチラ 

 

(下線部部をクリックすると個別記事に移ります)

 

中村家が備前焼に使う太古は海だった田の地下にある堆積土 (ひよせ) の中でも、

最上質を 「観音土」 といいますが、

 

観音土で造られる備前焼は発色が良く、

また手触りも独特でネットリとした滑らかさがあります。

 

 

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この触り心地で手放せなくなり、

「備前の徳利に唐津のぐい呑み」 と酒呑み達が言う理由の一つになったのではと思います。

 

 

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この徳利は綺麗な、

緋色 と カセ が魅力で豪傑というよりも美人です^^ 

 

「カセ」 とは手で触った感触がザラザラしていて、

水に濡らす事で他にはない魅力が出ます!

 

(焼きが甘いのが悪いとは限りません) 

 

 

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微妙に瓢箪 (ひょうたん) 型なのが持ちやすく手に馴染みます。

 

なにより、

酒を注ぐと際にトクトクッと心地良い音を響かせ耳でも楽しませてくれます!

 

 (徳利という由来の一つとも言われています) 

 

クドイですが焼き物は・・・

 

手触りで楽しみ、目で変化を楽しみ、耳で音を楽しみ、

最後は呑んで楽しむ事ができますよ^^

 

 

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しかし、

お酒の注ぎ方は色々なマナーというか縛りがあって困ります^^;

 

 

  1. 相手に酒を注ぐ時は両手を添え逆手にならないように注ぐ  (親しい中では片手でも大丈夫)
  2. 宝珠の形になるように注ぎ口を上にする
  3. 武将が呑む際に注ぎ口に塗られた毒を防ぐために注ぎ口で注がない
  4. 親しい中では 「縁の切れ」 酒の切れの良い注ぎ口からは注がない

 

お酒を相手から注いで貰う時のマナー

 

  1. 両手で盃を手に持ち注いでもらう  (親しい中では片手でも大丈夫)
  2. お酒を注いでもらったら先にお礼を言い一口呑んで置き、相手にもお酒を注ぐか尋ねます  (相手に無理をさせないように^^;)

 

粋な注ぎ方として回しながら注ぐなどありますが・・・

 

日本酒のマナーを守る守らないは別にしても知っておいて損は無い と思います。

 

まぁ、

上座や下座など日本のマナーというか思いやりは過剰なのかなと私は思ってしまいますが^^;

 

 

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高台は備前伝統の 「あばた高台」 という凸凹した造りになっています。

 

こうすることで、

滑りにくくなり、中村真さんの掻き銘も映えますね^^

 

 

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大きさなど測ってみました。

 

  • 高さ・・・11.4センチ
  • 口径・・・3.4センチ
  • 胴径・・・10センチ
  • 底径・・・7センチ
  • 容量・・・2合程
  • 重量・・・346グラム

 

徳利も用途に合わせたサイズ選びが大事です。

 

 

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色々と書いていますが・・・

 

金重陶陽 さん~中村六郎 さん~中村真 さん~中村和樹 さんへと、

伝統は受け継がれ守られていくということでしょう。

 

 

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そして、

受け継がれてきた「中村家の緋色」です。

 

左から・・・

 

酒呑・・・備前焼 中村六郎 作 「備前酒呑」

徳利・・・備前焼 中村六郎 作 「備前徳利」

徳利・・・備前焼 中村真 作 「備前徳利

徳利・・・備前焼 中村和樹 作 「備前瓢徳利」

 

中村家の備前焼は焼き締めているのに、

包み込むような優しさと柔らかさがあるように思えます・・・

 

そこが、

熱烈な収集家もいる理由なのでしょうね^^

 

最後になりますが、

素朴な備前焼だからこそ使って育てる楽しみがあるのかなと私は思います^^

 

 

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